自動車の修理で板金塗装というのは様々な修理方法があります。
そのため、実際にどのような作業を行うのか分からない方も多くいらっしゃいます。
板金塗装の作業にあるのは、板金業務と塗装業務の2つ。
こちらでは板金業務について更に詳しくご紹介いたします。
板金業務とは、ボディーの小さな傷やへこみから、交通事故での大きめな損傷や老朽化によって変形した車体まで、専用の工具を使ってこれらを元の形状に戻すための作業です。
車体の状態や修理する部位によって、様々な手法を使います。
外板パネルとは、車体の外側にある部品のことです。
たとえばドアやボンネットなどです。
外板パネルの修理では、修理箇所をスタッド溶植やたたき出しなどで修復し、細かい部分はパテ埋めをして元の形に戻します。
損傷がひどい場合にはドアなどのパーツを取替える必要があります。
ただ、外板パネルに多少の歪みがあっても走行自体には支障がありません。
ですので、安く直したい方は交換よりも修理をおすすめします。
内板骨格パネルとは、車のボディーの土台となる部分です。簡単にいうと、外板パネル以外の部分ですね。
たとえばフレームやクロスメンバー、コアサポートなどがそうです。
人間に例えると背骨やあばら骨などにあたります。(ちなみにエンジンは心臓です。)
内板骨格パネルの修理では、車体を固定しフレーム修正機などでけん引をしたり、スポット溶接を剥がして取替えたりします。
私はよくお客様に人間の体に例えて損害状態を説明しますが、車と人の構造は本当によく似ています。
車もけん引修正したり骨格に補強を入れたりといった手術のような事をします。
当然修理には高い技術が必要とされますが、
歪みが残った状態では、違う部分に負担がきてしまったり、まっすぐ走れなかったりで走行上も大変危険です。
ポケットモータース(株)カーブンブン所沢店ではお客様の車のライフスタイルに合わせて、
どのような修理内容が最善なのか、しっかりとヒアリングしながら打ち合わせを行います。
そして万が一も考え、最適な修理方法を提案いたします。
バンパーの修理とは、名前の通りバンパーを修理することです。
最近では樹脂を使ったバンパーが主流なので、軽い傷やへこみを修理で直す事もできます。
ただ、大きな損傷の場合はバンパーの交換が必要になる事もあります。
素材によっては修理では直りきらないことも。
PP樹脂の場合、大概は修理が可能です。
ウレタンやABS樹脂の場合は、修理出来なくはないが、強度が戻りきらなかったり、歪みが取りきれないといった条件が付いてきてしまうこともあります。
上記の樹脂の種類については見積もり時に判断がしづらいため経験と勘が頼りになります。
いずれにしても直せないことはありませんが、お客様にはしっかりとリスクも説明する必要があります。
今回は、板金業務について詳しく解説しました。
塗装業務について詳しく知りたい方は、こちらをご覧になってみてください。
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板金塗装や車検、ボディーコーティングなどのメニューもご用意しています。